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2013/11/26

映画「確個たる居場所」をみて1

「確個たる居場所」という映画を観る。
富士さんの麓にエコヴィレッジを作り、そこに血縁関係を超えた赤ちゃんから高齢者まで85人のファミリーを結成し、自給自足の生活を行っている木の花ファミリーの話。

映画監督は元テレビのプロデューサー。
あるテレビ番組を製作中にこのファミリーを知ったらしい。

映画はこのファミリーメンバーのありのままの日常とインタビューと言った、シンプルなドキュメンタリー。

例えば、Mちゃんは元水商売出身。
以前某クラブではN01.ホステスの地位に上り詰め、月に200〜300万稼いでいた。

ホステスになった理由は、母親が体を売って生活しているのを知り、助けたいという思いから。
子供をもうけ、二度の離婚を繰り返し、生活は荒れ、救いを求めこのヴィレッジにやってきた。

木の花ファミリーでは肉、魚を食べることはなく、ほとんど全てのものが自給自足の生活。
農業は約110種目、250品種の作物を自然農法で栽培しており、養鶏の卵、ヤギのミルク、養蜂からはちみつをとり、飲み物も玄米コーヒーなどを生産。
作物は全て無農薬で、化学肥料も一切使わず、畜産も抗生剤や化学肥料なども一切使わない。

子育ては全員で行い、お財布もファミリーで一つ。
農産物やゲストの宿泊代金が主な収入源。
それを家族の一つの大きな財布に入れ、みんなで使う。

大人ミーティングというのが行われ、その日にあったことを伝え、他のメンバーから意見を求めたり、批判してもらうことで、見えない自分に気付き、自己改善をはかる。

代表によると、他人のことはとても分かるが、自分のことは分からない。
他人から指摘してもらうことによって、自分に気付き、自分の悪い所を改善していくのがこのミーティングの大きな目的だとおっしゃっていた。

話は戻り、Mちゃんはメンバーから勝手さを指摘され、反省の為家の外に追い出される。
彼女は頭を冷やし、泣いて皆に謝る。

Rちゃんのケース。
彼女は自殺行為を繰り返し、このヴィレッジにやってくる。
精神科医にかかり、ありえない量の薬を処方され、8年間毎日飲み続ける。
症状はどんどん悪化。
ヴィレッジに入居し、土と太陽と自然の恵みをたくさん受け、症状は大幅に改善。
彼女はこの上映会にも顔を出した。
いい笑顔になっていた。
この映画を観て「恥ずかしい」と言っていたのが、印象的。

R君
お金持ちの家に生まれたが、ニートになり、人生の目標を見失う。
木の花ファミリーでは建築を担当。
彼は自分の生きる目的がみつかったと語っていた。

Sっち。
元大学の講師。
迷いがあったが、このヴィレッジにやってきて共同生活を行う。

彼はこの生活に耐えられずに突然去るが、戻ってきてやり直そうとする。
しかし又再び去る。

なかなか心を開くことの出来ない人も多いだろう。

続く。
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