FC2ブログ
2007/11/14

静かに冷静に話す術

先日電車のなかで本を読んでいた若い女性が、居酒屋の延長で騒いでいた3人の会社員のボス(50歳位かしら)に、「少し静かにしてもらえませんか?」と強い口調で注意を促しました。
すると彼はプライドを傷付けられたのか、相当それが癇に障ったらしく、興奮して女性を罵倒しはじめたのです。

それを見ていた他の3人の30歳から40歳位の女性が、若い女性に加勢し、「どこの会社なんですか?」「警察呼びますよ」と彼らをさらに挑発。
彼らはますます顔を真っ赤にし震えながら、さらに大声で「ガキのくせして生意気だ!」などと怒鳴り散らし、かなり興奮した様子でした。
さらに両者対立は深まり、一発触発暴力沙汰寸前のボスを部下が電車から引きずり降ろして一件落着。

皆さんはこの件に関してどう思いますか?

私は彼女達の注意する勇気は称えます。
しかし見知らぬ人に注意するときには、相手を直接責めるのではなく、知恵を使って上手に相手にその行為が迷惑であることを気づかせなければいけません。
でなければ事態が悪化するだけです。

人間は十人十色です。自分の価値観は相手には全く通用しないことも多々あります。
もし全く知らない人に言うべきことならば、最低限言い回しや話し方、トーンに気を使うべきです。
相手が興奮しないように申し訳ないのですがとか、刺激しないように相手に伝えるべきだと思うのです。

そして相手がさらに興奮したら、「仕方が無い」と諦めるのも肝心ではないでしょうか?
通じない人には相手が心を開いてくれない限り理解してもらえませんもの。

信頼関係が強い場合は、辛抱強く説得すればオープンマインドしてくれるかもしれませんが、短時間では難しいですよね。
耳を傾けてくれそうな人ならば、相手が興奮しないように静かに伝えるのがよいと思います。

同じことでも言い方によって、相手を気づかせることができます。
相手の身体に触れるときに、同化しながら触るように、相手の周りの空気にゆっくりと言葉という媒体を使って探りながらエネルギーを同化させていくように。
もちろん表情は重要な鍵であることは認識しておいてくださいね。

怒りがあっても嫌な事があっても、ダイレクトに自分の感情を言葉にするのではなく、静かに冷静に穏やかに話す術はきっと皆を幸せにするでしょう。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント