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2010/01/19

森のラブレターから

先日録画した番組、「森のラヴレター」を観た。
脚本家である倉本聰さんの富良野自然塾。
元ゴルフ場に木を植え、森を戻すプロジェクトを進めている。
生物にとって重要な空気と水を取り戻す為に。
命を支える木、そこから流れる水は大地を潤す。

ウルイという魚は一列になり、産卵の為に上流に向かう。
死んだ魚は腐って解け、森に栄養を与える。
命の輪。死んで自然に戻る。
ちなみに私も死んだらお墓に入らず海に戻りたい。

最近は魚達にとって繁殖しづらい川になっているのだとか。
ダムによって魚達は上流に行けず、下流には砂利が流れてこない。
森林伐採により、森に保水力がなくなる。

川の流れは血管だと倉本さんはおっしゃっていた。
それを人間達が意味なく止めている。
血管をズタズタにしてしまっている。
海から森への流れを止め、森から海への流れを止めてしまっている。
自然が叫んでいる。

愛知県岡崎市にある、マタニティーの中では有名な吉村医院。
妊婦さんは米ぬかの入った巾着で柱ふきをしたり、薪割り、井戸くみ、かまど炊き、畑を耕しながら体と心を鍛える。
それにしてもスクワットの運動がほとんど。

GHQの介入により、日本の本来のお産はアメリカ式になってしまった。
しかし最近お産の家のように、ロハスな生活を求める人により、人間本来の生命力で産む昔のお産が見直されている。
陣痛は子供がお母さんって呼んでいること。
お母さんが産むのではなく、赤ちゃんが自分で出てくる。
多くの妊婦さんは痛さでパニックになってしまうが、経験上自然力を高めてお産した人は皆いいお産をしている。

幸せって何?という答えに倉本さんは今に満ち足りていることおっしゃっていた。
どんなに不足していても満ち足りていると思えばいい。
ヨガの心である。
一瞬一瞬移り変わるどんな瞬間も幸せだと感じること。
どんな状況でも自分の心が豊かであることが幸せであり、物質的なものから解放されること。

自然に感謝することを忘れてはいけない。
文明が発展すればするほど、便利になればなるほど、自分は自然に戻りたいと思う。
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2008/02/22

ヨガやダンスを追求するモチベーション

NYに居住している時は週に2回はパフォーマンスを観ていました。
小さいシアターに通うのが好きでした。

NYには様々なスタイルのダンスが氾濫しています。
それは人種の坩堝のせいでしょう。
芸術を好む一般市民が日本に比べて断然多いので、何でもありの世界、そしてそれが楽しかった。

日本に戻ってすぐにいくつか舞台を観ました。
感覚が異なることに戸惑いを感じたのが正直な感想です。
決して身の毛がよだつものに出会うことがありませんでした。
(といいながらも、作品を観るのと作るのは異なりますが)

日本のコンテンポラリーは観客層が決まっていて、一種独特の世界を構成している気がします。
コンテンポラリーダンス客の萌え化という表現も頷けます。
そのまま自分の生活に追われて、ダンスから遠ざかっていました。

踊りたくなって作品を作り、それがヨガ中心の生活にさらに活力を与えたのは、自分を高めていく上で喜ばしいことです。

自分を観て貰いたい、認めてもらいたいから作品を作ったり、踊りたいというパフォーマーは大勢いると思います。
私も観て貰いたいという気持ちが全く無いっていったら嘘かもしれません。

でもそんなことより、自分のヨガやダンスを追求するモチベーションは、自分を広げていく手段の一つなのです。
自分の肉体は最大の親友でもあり、道具でもあり、自由を束縛する障害でもあり、言葉で表現できない可能性を秘めたものでもあります。

そんな自分の肉体と心と魂を少しでも知りたいのです。
原始的記憶にアプローチしたい。
知識で得るのではなくて、感じたい、経験したい。

ただそれだけではなく、表現を通し社会や政治や歴史や森羅万象等、掘り下げていくことができます。
人は何故生きるのか考えていくうえで、私はたまたま肉体を駆使し、表現することで、矛盾だらけのこの世の中と、葛藤しながら関わりを深めていきたいのです。

人は平和の心を求めながらも、勝つために戦う。生と死や愛と憎しみは表裏一体、陰陽ということを言葉で理解しながらも、都合悪いものを押さえつけて恐れを封じます。

ヨガの教えに従って、表面的なものだけで判断していくのは楽な道なのかもしれません。
でもそれは私らしくない。
自分を知るためには、ヨガとダンスは最高のパートナー。
そして直感を鍛えれば、さらにモチベーションが高まります。
どんどん世界が広がっていく。
それは短絡的には自己満足なのかも知れませんが、それを表現することで社会に還元できればさらに嬉しいなあ。
2007/12/31

よいお年を

今年もあと僅か。今年も色々ありました。父も母も入院、手術し、病院にかなりお世話になりました。NYに永住も考えたのですが、日本に戻ってきた理由の一つが親孝行をしたかったから。少しでも孝行できて嬉しいです。

私がNYにいた時、映画ウエストサイドストーリーのLOCO役のハイミーロジャースに「過去でも未来でもなく今が大事。今出来ることにベストを尽くせ」と始終言われていた私は、毎日毎日その言葉を心に刻んで生きています。
その瞬間は当たり前だったり、無意識だったり、あんなにハイミーの呪縛から逃れられないかしら?なんて思っていたのに、今は心に響いて時々涙が出てきてしまう。

だからこそ無駄に時間を過ごしたくない。過去は戻ってこないのだから、今ベストを尽くすことが私流生き方。明日もし何が自分に起こっても決して後悔しないように、生きていることに感謝して、今を大事に生きていく。生命力を強め一瞬一瞬を大切に、豊かな経験を積みながら、エネルギーを純化し、年を重ねたいと思っています。

今年も皆さんお世話になりました。よいお年をお迎えください。